答えを自分で見いだせるグッズ
step 2クラス
〈ビーズ〉の活動。
2拍子・3拍子を体験する活動ですが、毎年うまく誘導できず、もどかしい気持ちになっていました。
例えば、「赤を2つ出します。そして、(その赤いビーズ2つを)立たせます。」と言ったとしても、大体の生徒さんは、ビーズをひもに通したくなり、全部のビーズを通すまで集中してしまいます。
それはそれで、意味のあることですが、拍子の違いや数と量の一致のねらいに達することが難しくなります。
そこで、厚手のボードにビニールテープを赤2・黄2・緑2のグループ、
赤3・黄3・緑3のグループに分けて貼りました。
〇(ボードに貼っている)同じ色を知っている
〇赤・黄色・緑の色を認識している
生徒さんたちは、ビーズをそのように置きたくて、その色を言いたくてたまらなくなります。
今まで、上手くいかなかったことが嘘みたいに、スムーズにねらいを持った活動に繋げることができました。
大人からの強制ではなく、自らの好奇心で答えを導けるように、これからもいろいろなグッズを考案していきたいと思います。
2020.1.23
コメントを残す