熊本第一支局の春季特別講習会を受講いたしました
4/9㈰長崎第一支局のスタッフと、杉本明先生による〈春季特別講習会〉(熊本第一支局主催)を受講させていただきました。
誰でも参加できる特別講習会。40名弱の参加があり、コロナ禍前を思い出すような賑わいがありました。(感染対策はきちんと行われていました)
杉本先生のリトミック講座を受講するのは、2019年に開催された〈リトミックフォーラム〉以来で、とても楽しみにしていました。
先生の奏でる音楽、歌声、リトミック。本当に美しく感銘を受けました。
また、リトミックとは?のテーマに添って、リトミックの活動後に分かりやすくご教授くださいました。
リトミックを知ったのは2014年。この9年間で私の中でもリトミックの定義が少しずつ変わっていき、また杉本先生の講座を受けて少し厚みが増した気がします。
音楽教育に留まらない生きていくために必要な力(生きる力)を子どもたちから引き出していく教育。
多様性を認め、個性を重んじる時代だからこそ必要な教育です。
今の時代がリトミックの思想にやっと追いついてきました。
杉本先生は講座中に何度か言われていたお言葉がありました。
「リトミックを学ぶだけでなく、きちんと子どもたちに届けてほしい。リトミックには模倣活動がもとにあるけれども、そこで終わるのではなく、子どもたちの意志で自己表現できる力・主体思考をもって動く力を引き出すお手伝いをしていただきたい。」
教室に通ってくださっている生徒さんは、表現する力があります。前にでて自己主張することが好きでなくても、きちんと自分の意思をもって相手に伝える力があります。
みんな自慢の生徒さんばかりです。
リトミックを知ることで、自分の子育ての在り方や子どもとの接し方、音楽教育の在り方、音楽について(リズムやアナリーゼなど)、音楽表現方法などの考え方がガラリと変わりました。
特に、音楽を指導されている先生方に知っていただきたい教育です。
受講後は、リトミック講師のお友達とも、今後のリトミック指導についてたくさんお話ししました。実際に自分が体験し対面で学ぶこと、とても大切だと改めて感じることができました。
杉本先生、熊本第一支局のスタッフの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
2023.4.11
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