カリキュラムに添ったレッスンの成果
最近、リトミックの先生方からリトミックの指導に関する相談を受けることが増えました。
「カリキュラムをこなすことでいっぱいいっぱいなので、自分で別の活動に繋げたり、発展させることができません。」
リトミック研究センターの認定教室では、月齢別でカリキュラムが組まれています。
リトミックだけでなく、その月齢で獲得したい運動能力や数、社会性なども、さまざまな活動を通して学んでいきます。
ですので、カリキュラムをこなすことは、とても大切になってきます。
プラスアルファで何か楽しい活動に繋げたり、独自のリトミックレッスンの色を出したり、ということは、教室の魅力になるのですが、基本の柱はカリキュラムを修了することです。
間違っても、プラスアルファが全面的に出てはいけないと考えています。
なので、カリキュラムをこなせば合格なのではないか、と伝えます。
リトミック研究センター認定教室であれば、全国同じことを行っていますので、引っ越しをしても、教具を買い替えたりすることもありませんし、活動の内容も同じなので、心の負担も軽くなります。
実際、私も2年くらいは本に書いてあることしかできませんでした。
気持ちは大変理解できますが、特別感を出さなくても、まじめにレッスンに向き合うことで、必ず生徒さんの音楽的な能力は伸びます。
経験が浅くても、レッスンに対する情熱と、生徒さんに対してまじめに向き合る気持ちがあれば、何らかの成果が現れます。
それほど、認定教室のカリキュラムは素晴らしいものなのです。
指導案を何度も読み込んで、レッスンを重ねることが大切だと思います、と(悩んでいる先生方に)伝えています。
2021.8.3
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