ソルフェージュレッスンを楽しく、が目標です
私は、ピアノを始めたのが小学3年生でした。
某楽器店でピアノを習っていましたが、3年間でピアノの先生が3人変わりました。
3人の先生方は、みなさん優しかったのを覚えています。
しかし、私は人見知りの方でしたので、先生と楽しく話してレッスンを受けた経験はありませんでした。なので、先生の名前は覚えていません。いつもとても緊張していました。
楽器店の先生方は、数名いらっしゃたようですが、私にソルフェージュを指導してくださる先生はいませんでした。
ソルフェージュ ソルフェージュ(フランス語: solfège)とは西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことである。楽譜を読む訓練が主となり(読譜)、ピアノや他の楽器で弾いた音やリズムを五線譜に書き取ります(聴音)。
9歳の壁、を過ぎており、訓練をしていなかった私は、中学3年生の時音楽高校への進学を決めたころから、ソルフェージュレッスンを受けるようになりました。
特に、見えない音を書きとる聴音は、大の苦手でした。
高校時代は、泣きながら課題に取り組んでも上達せず、自分の不甲斐なさに、何度も落ち込みました。
周りの同級生は、得意分野がソルフェージュという子もたくさんいました。
幼いころからその訓練を受けた場合、「聴音は簡単」なのです。
なぜ、(こんなに簡単な聴音が)わからないの?と周りから言われた経験もあります。
私は音楽教室を始めたころ、生徒さんには、音感をつける訓練をする、と決めていました。
私と同じ気持ちにさせたくなかったのです。
リトミックレッスンでは、ソルフェージュレッスンが頻繁に行われます。
「ソルフェージュレッスンをできるだけ楽しく指導することで、生徒さんは楽しく学ぶことができる」
難しくて、ワンパターンになりがなレッスンを、楽しく確実に習得できるように、これからも工夫していきたいと思います。
Instagramに時々ソルフェージュレッスンの動画をアップしています。ご参照ください。
2022.12.2
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