気質が育つ
リトミックをしていて、一番心配になるお子さんは、「無気力なお子さん」です。
緊張していて、表情がこわばっているのは、そうなのだとわかりますが、何をしようとしてもダラッとしていて、反応がない。冷めている態度と無気力。分かりやすくいうと子どもらしくない。
6歳くらいまでは、子どもは全身全霊で動きます。粗大運動の活動のとき、汗だくで身体を動かし子どもの本来の姿が現れます。
先日の板野先生のeラーニング「理論」で、言われていて、すごく納得したことがありました。
「リトミックをしていると良い気質が育ってくる」
ここでの気質というのは、
楽しむ、こうしたらおもしろいんじゃないかと提案したりする。物事をおもしろがる…といったことです。
確かに、リトミックの生徒さんは
「先生、もっとこうしようよ」とか「こうやった方がおもしろいよ」と言ったり提案したりすることがあります。
ピアノコースに移行しても、
「何となく左つけてみた(伴奏つけてみた)」
「こうやって(カノン)してみたらおもしろかったよ」
とお家でいろいろピアノで遊んだことを話してくれたりします。
生徒さんたち、良い気質が育ってる!
と安心し感動しました。
世の中の子どもたちが良い気質が育つと、さまざまな問題が解決できるのではないかとさえ思います。
やはりリトミックは人を育てるのだと改めて思いました。
2025.8.17
コメントを残す