宿題が苦手な○君の勘違い
ピアノコースの○君。宿題が大の苦手だそうです。
私はその特性を知らず、レッスンの時に
(私)今度家でピアノ練習をしてみる?ピアノの宿題するかどうかは○君が決めていいよ。
(少し考えて・・)(○君)うん、やってみるよ。
私はそろそろ家での練習を習慣化したいと思って、提案してみましたが、本人が嫌がるようであれば
やめておこうと思っていました。
思いのほかすんなりと、やってみる、と言ってくれたので、嬉しくてレッスンを終えました。
それが、一週間後レッスンの直前に、保護者さまから
宿題ができなかったから、ピアノをやめる
と○君が言っています、と連絡をいただき、本当に驚きました。
なんとかレッスンに来てもらい、○君と話をすることに。
宿題を出した理由。
先生は、○君がピアノを弾くのが好きなことを知っています。
宿題を出すということは、○君がそれができるからだよ。
それがわかったから宿題を出しました。○君を困らせたくて宿題を出したわけではないことはわかってね。
それを聞いた○君は、〈絶対弾かない〉と宣言していたピアノを弾きだしました。
そして、
週に二回ピアノに来てもいい?
と聞いてきました。
週に二回はなくなりましたが、レッスンを諦めずに続けてくれることに安心しました。
もう少し丁寧に説明して、様子を見るべきだったと反省。
レッスンを顧みるきっかけになってよかったです。
2022.3.30
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