音が読めるようになってますね
小学3年生の〇君。一時期に比べて、ピアノを触る時間が減っていました。
「音が読めないから、ピアノの練習したくない。」
と〇君。
「〇は、全然音がわからないらしいです。」と〇君のお母様。
レッスンをしていても、全く音を理解している感じは受けなかっただけに、私自身どうアプローチすべきか、悩んだ時期がありました。
確かに、苦手な音域はありましたが、他の生徒さんと比べて、著しく読譜ができない印象がなかっただけに、とても驚きました。
まず、音符カードを使って、苦手な音域を再確認しました。
七並べの要領で、同じ音(高さは違います)を探すゲームをしたり、スピードというゲームで、音列を理解してもらいました。
試行錯誤して、数ヶ月後。
〇君のお母様から
「随分、音が読めるようになっていますね。」と言っていただくまでになりました。
ピアノに興味を失いつつあったことも、読譜力がつかない要因の一つであったため、レッスンが面白い、楽しい、と思ってもらえるように努めました。
少し変わりつつあるものの、まだまだこれからも続くレッスンの日々。
気持ちを保ちつつ、ピアノの技術面でも向上していけるように、いろいろなアプローチをしていきたいと思います。
2019.9.22
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