ピアノって楽しいと気づく
小学6年生まではなかったピアノへの気持ちが、中学生になるとそれは変化します。
教室には毎年数名の中学生が在籍していますが、みんなにそのような変化が表れます。
そのきっかけは、合唱コンクール。
今までは、ピアノの課題を間違えずに弾いてくる。ピアノは好きだけど、毎日は弾かない。自分の気持ちの赴くまま弾いている感じでした。
それが、合唱コンクールの伴奏者を経験すると、
- みんなのために練習する
- みんなと一緒に演奏する
- もっと上手に弾きたい
- みんなの期待に添いたい
一つの目的を他者と共有して、それを目指して練習する。ある生徒さんは、「クラスのアンケートで、伴奏者がとてもよく頑張ってくれた、って書いてあって嬉しかった。」と言っていました。
伴奏者の負担は大きいのですが、それ以上の喜びがあるようです。毎年伴奏者に選ばれる生徒さん達。ピアノが弾けることの素晴らしさに気づき、みんなが変わっていきます。
保護者さまもその変化に驚かれると同時に、嬉しそうにされています。
合唱コンクールを通して、一回り成長する生徒さんを見るのが、楽しみになっています。

2025.4.14
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