楽譜の読み方、リトミックの生徒さんは違います
通常楽譜を読むときは、
〇音
〇リズム
〇拍子
〇テンポ
〇楽語
・・などを理解しながら、譜読みします。
小学生リトミックの〇君。時間は短いですが、ピアノも弾きます。
今回の曲は、〈アルプスのメロディー〉。
曲の前半は左がメロディーです。
小学生の〇君。音やリズムを理解するのは早かったのですが、両手奏になった時、とても機械的で緊張している感じでした。
3拍子の拍子感も感じることが難しかったです。
そこで、「〇君、よく見て。これター(♩)の補足リズムだよ。」というと、「あっ、ほんとだ。」と理解しました。
一言演奏のヒントを伝えただけで、それまでの演奏が変わり、拍子感と軽やかさが出てきました。
ピアノだけ学んでいた時は、このような指導はできませんでした。
リトミックはピアノに繋がりますし、指導の幅を広げ表現力・想像力も広がります。
〇君は、伴奏者として選ばれたり、ピアノがとても上手というわけではないですが、音楽を深く、多面的に理解していますし、何より表現者です。
リトミックを通して、人生を豊かに生きていると感じる生徒さんの一人です。
2022.11.19
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