〈おさんぽのーと〉の不思議
リトミックレッスンでは、動の活動と静の活動があります。
〈おさんぽのーと〉を使った活動は、静の活動に分類されます。
内容は、絵を見て物語を想像したりすることもありますが、
シール貼りやはめ込み図形、縫いさし、ハンコ押しなどがあり、
手先を使うお仕事が多いです。
リトミックの生徒さんは、〈おさんぽのーと〉が好きか嫌いかに分かれます。
〈おさんぽのーと〉が嫌いな生徒さんは、机の下に隠れたりして、
「しない!」と主張することもあります。
はさみの活動や字を書くこと、きれいにシールを貼ることが苦手なのです。
そういった生徒さんの場合は、お母さまに協力していただき、
「見てていいからね」と言って、無理強いさせません。
そんな生徒さんたちも、step 3くらいから〈おさんぽのーと〉が苦手ではなくなり、かえって好きになることもあるのです。
step 4になると、「今日もする~」と言ってきます。
このような体験が、今までに何度かあるので不思議です。
〈おさんぽノート〉は、子どもの興味関心を引き出すだけでなく、健全な成長を促している優れた教材なのだなあ、と心から思います。
2019.10.21
コメントを残す