知っている、理解しているの差
step 3クラス
〈ロケット〉の活動では、空間分割のねらいがあります。
カラーボードを10枚並べ、数字カードを置く。その前に、ピアノで音を鳴らして、いくつ音がなったか聞き取ります。集中力が持続しないと、活動として持続させることが難しいのですが、見事1~10までの音を聞きとることができました。
どのstep 3クラスでもそうなのですが、数を果てしなく言うことはできても、それが量と一致しているかは別問題。
「1から10までの数の中から選んで」という質問に対し、数字カードがある時は答えることができるのに、何もない状態では「33」や「100」といった数を言ったりします。
この〈ロケット〉の活動は、空間分割を教えること以外にも、
・カラーボードを1つずつ踏んでいくことができる
・口で言っている数と(カラーボードを)踏んでいる時の数を一致させる
・0の概念
・・・等、学ぶべきことが多いことに気づかされます。
2020.2.8
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